ご挨拶

写真:2013年11月18日付 日本経済新聞より
横山設備工業株式会社
代表取締役社長
横山 哲三
Tetsuzou Yokoyama
(写真:2013年11月18日付 日本経済新聞より)

建築物の中で設備工事はあまり目に触れないかもしれません。しかし
環境を守り、快適な生活を送るために設備工事の果たす役割は多大です。

設備システムは人間の身体でいえば内臓や血管のようなものです。
血管が詰まってしまったら人間は生きていくことが出来ません。
建築設備工事も同じです。
更に目に触れないからこそ、より確実な施工を成さなければなりません。
私ども横山設備工業は創業以来、ほぼ1世紀に亘りこのような心構えで幾多の施工をさせていただきました。
その実績は、お客様から高い評価とご信頼を頂いております。

当社には終戦後まもなく、ある転機となる出来事がありました。
ある日の夜中、ご近所の方から「ポンプが止まってしまって水が出ない。何とかならないだろうか」とご依頼がありました。先代社長横山喜八郎が直ちに工具を持ち駆けつけ無事に修理が完了しました。
ご依頼主は大変に喜んでくださり、
「自分の勤務先も設備関係で速やかに対応する業者がいなくて困っている。
良かったら明日にでも来なさい」とおっしゃって下さいました。
そのお会社が日本銀行様でした。その方は日本銀行様で管財のお仕事をする立場の方だったのです。
ただ、先代社長はその方のお立場を知る由もなく「お困りだろう」という気持ちで直ぐに対応したのです。
お蔭で日本銀行様の営繕修理工事から改修工事、新築工事へと受注させていただくようになりました。
また、日本銀行様のお仕事をさせていただいていることで信用を頂戴し
多くの政府系金融機関、都市銀行、生損保会社様にも出入りをさせて頂けるようになりました。
以来、当社は金融機関及び御関係の企業を中心に営業展開してまいりました。
設備工事は新築時に丁寧で確実な施工をすることは当然でありますが
お使いになっていく上でどうしても故障不具合が発生いたします。
その時には速やかに修理対応に向かう体制をとっております。

当社の礎は一つの夜間の修理から始まりました。
「迅速な対応の大切さ」これは全社員が心得ております。

当社は今後とも技術開発に積極的に取り組みながら、これまでの豊かな経験を生かして
皆様に喜んでいただける設備システムをお納めすべく努力を続けてまいります。

代表取締役社長 横山哲三